博士と三好くん。そして僕。

(小説)博士と三好くん。そして僕が織りなす日常。

第1話:歯車を壊した日

人形が仮に人の言葉を覚えて、自分と会話が成立した場合。

その人形は、「物」なのか、それとも「人」なのか。

感情とは、その人の脳で生成されるとは言うけれど、生成されても黙って立っていたら、それは感情をもった「人」なんだろうか。

何かを表現し、相手の心を揺さぶる「物」の方が、よっぽど「人」に近いと思うのは僕だけだろうか。

そう思うと、自分は果たして、「物」なのか「人」なのか。

「人」は何をもって、「人」たらしめるのだろうか。

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